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千葉港・千葉県こども病院視察

先日、千葉港(千葉ポートタワー周辺)および千葉県こども病院の視察に伺いました。


千葉港は現在、コンテナ取扱量の超過、自動車ヤード不足や、岩壁延長不足による大型PCC船のはみだし係留などの問題があります。今後、非効率利用の解消と機能強化に向け、各ヤードの拡張や集約化などのふ頭再編が行われます。担当者の方からは、視察時の段階では、千葉港の過去貨物の流通に関しては新型コロナウイルスの影響は特段受けていない、との説明がありました。
その後、千葉市都市局海辺活性化推進課の職員より、みなとの活性化についてや旅客船ターミナル等複合施設についての説明を受けました。

千葉中央ふ頭にて、山九株式会社の担当者より説明を受ける
旅客船ターミナル前にて



千葉県こども病院では、星岡病院長や医学博士の皆川先生など、現場の最前線で働かれているみなさにご対応いただきました。
病院運営に関する財政状況を伺ったほか、昨年の災害時には、医療的ケアを必要とする子どもたちの家庭が電源に困り連絡をしてくることもあったそうで、地域ごとの窓口の必要性を感じました。また、看護師や医師の人数と病床がマッチしていないことや、感染症への対応を考えた場合に陰圧室が無いこと、部屋数が少ないことなどの問題もあります。新型コロナウイルスの心配はありますが、医師や看護師のみなさんのマスクもすでに不足しており、院内で働くみなさんもマスク無しで従事しなければならない、という状況でした。

今後も、現場の声をしっかりと聞いて県政に反映させていきたいと思います。

視察報告 2020.03.31